ところで……何故かHNを”しまりん”に変える事になりました。
これは決して、メッセで
「しまりん♪」って話かけられたら、相手が誰であろうと綺麗なお姉さんって脳内補正がかけれるとか、そういう理由じゃありません。
ってなわけで、これからはしまりんでよろしく〜。

以下、ある程度エクテンに詳しい人なら常識的な内容。
★デザイアにおける、サイドボード天才のひらめきについての考察

このデッキを使用/作成した大磯さん、津村さん、森さん、その他大勢の人々が、天才のひらめきをサイドボードに入れていた意図を、僕は知りません。
マルカ相手にハンデスを連打された場合の回復手段にも使えるし、コントロールやリアニ相手に長期化した際にも役に立つ。同キャラ戦で、相手がライブラリーを大量にリムーブした場合にも、これ一枚で勝つ事が可能。確かに、こういった利点は大きいです。

逆に無駄になる事が多いカードってのも事実。よほど回った場合でないと、ゴブリンや神話、マッドネスといった高速デッキ相手には使用する機会がありませんし、セプターコントロールやアル−レン相手にも使用するチャンスはないでしょう。

「デッキを回す為」のサイドボードカードとしては、正直、あまり良い選択ではありません。
瞑想のように低マナで大量のドローをもたらしてくれるわけでもなく、断絶や直観のようにマナを増やしてくれるわけでもなく、残響する真実のようにデッキの回転を高めてくれるわけでもない。
かといって、これは特定のデッキを徹底的にメタったカードでもありません。
忌まわしい笑いや溶融のようにに、打つだけで相手の場が壊滅してくれるわけでもなく、次元の狭間や寒気、仕組まれた疫病のように特定の相手を苦しめるわけでもなく、荒残や帰化のように、相手のキーパーマネントを壊す可能性を持っているわけでもない。音波の炸裂や北の樹の木霊のように、特定デッキを徹底的に苦しめるわけでもありません。

ではこのカードの役割は?
それは二つあります。
一つは、最後の望みに繋げる、ゲーム後半の万能ドローカードとして。
もう一つは、思考停止のこれ以上ない相棒として。

前者については、説明する必要ないでしょう。これだけでもデッキに入れる価値があると、僕は思っています。デッキに一枚は忍ばせておく事が嗜みと言われる、マナ漏出と同じ立場ですね。 もっとも、マナ漏出はゲーム初期、天才のひらめきはゲーム後半のみ力を発揮するカードですけど。

ま、それは緻密な分析でもいいじゃないか、と思う人がいると思いますが。
問題は、後者。なぜ(恐らく相手のライブラリーを全て墓地にたたき落とすであろう)思考停止に、相棒が必要なのか?

それは、ライフに対する唯一の勝ち手段となる可能性があるからです。
基本的に、ライフはデザイアより早く、コンボが決める事が出来ます。
無限ライフを得た相手に対する苦悶の触手は、勿論効果なし。
勝つ為には、思考停止を使うしかありません。

けれど、それじゃ相手のライブラリーを墓地に落とすだけであって、勝った事にはならないのです。
………そう、ライフのサイドにセラのアバターが忍ばされてる場合がある事を、お忘れなく。

メインかサイドに緻密な分析を利用しているなら、それで相手に引かせる事も出来ますけど……コンボ途中に使い切ってたり、はたまた、相手がセラのアバターを4枚投入してきた場合(まぁないと思うけど)にそれだけじゃあ力不足。

対ライフ戦は、デザイア使いが最も落としたくないマッチアップ。
しかし天才のひらめき(か緻密な分析)なしでセラのアバターを入れられた後、無限ライフを決められると、勝ち手段がゼロになってしまいます。
普通なら「お客さん」なんだから。勝てるゲームには必ず勝ちたいですよね。
サイドボードに、一枚万能ユーティリティを入れる事で、ライフ相手の勝率を極限まで高める事が出来るんなら……入れてみるべきだと、僕は思います。

(そうそう、この場を借りて:先日アップした翻訳文の中で、緻密な分析が全て入念な研究となっていました。指摘してくれたAKKAさん、ありがとうございます)

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